2025年6月10日から18日にかけて、芝浦工業大学では、タイ・シラパコーン大学(SU)との国際共同プロジェクト「gPBL(グローバル・プロジェクト・ベースド・ラーニング)」を開催しました。
このプログラムでは、シラパコーン大学の学生12名と教員2名を本学に迎え、電子工学科、先端電子工学コースの学生とともに、最新の研究テーマに取り組みました。
実験テーマはリアルな研究室の最前線!
学生たちは、以下の3つの研究室に分かれて活動を行いました。
- 機能薄膜の作製や評価を行う研究室
- 半導体エレクトロニクス研究室 石川博康 教授
- 超構造量子物質エレクトロニクス研究室 中野匡規 教授
- メカトロニクスやGPS応用をテーマにした研究室
- 電子機械システム研究室 小池義和 教授
各研究室には、芝浦工大の学生3名、タイの学生4名が1つのチームを組み、実際の研究に近いテーマに挑戦。
ショートレクチャーで研究の背景を学んだ後、装置の使い方を習得し、薄膜の作製や計測、GPSを使った実験などを行いました。最終日には、それぞれのチームが成果を英語でプレゼンテーションし、参加教員との活発な質疑応答を通じて理解を深めました。
異文化の中で学び、つながる
今回のgPBLには、芝浦工大からも多くの学生が参加。
国籍や言語の違いを乗り越えながら、協力して課題に取り組む姿は、まさに“グローバルエンジニア”の第一歩でした。参加者からは、
「英語での議論は大変だったけれど、自分の成長を実感できた」
「文化の違いも含めてとても刺激的な体験だった」
といった声が多く寄せられました。
芝浦工業大学では、世界の仲間とともに学び、挑戦する機会がたくさんあります。
このようなgPBLプログラムを通して、国際的な視野と実践的な技術力を育てています。
未来の研究者・エンジニアとして、あなたも世界を舞台に活躍してみませんか?
