春学期には、「物理学:流体力学」の授業を定期的に開講しています。2025年の春には、インドネシアのセプル・ノペンベル工科大学の「Capita Selecta:流体力学と伝熱」の授業と連携し、Collaborative Online International Learning(COIL)授業としてこの授業を実施しました。毎週の授業では、流体力学と伝熱の基礎理論を学ぶだけでなく、学生たちはオストワルド粘度計を用いて様々な液体の粘度を測定する実験も行います。実験器具は各自で用意し、学生たちはチームワークで作業を進めます。現地とオンラインのクラスメートは協力し、制御されたチューブ内を流れる流体の速度を計測することで、油の粘度を測定する手順を段階的に実行しました。測定感度内で非常に正確な結果が得られ、とても楽しい時間となりました。来年は、インドネシアの他の大学からの参加者もCOIL授業に参加することを期待しています。

