分析化学研究室 瀬川尋貴 准教授 化学的な視点から科学捜査に貢献する
我々自身も身の周りの物質も、分子によって作られています。そのため、いわゆる「科学捜査」では、分子の量や性質に着目する化学的な分析方法はとても重要です。例えば、規制された薬物の有無を調べる呈色試験は、薬物分子の持つ特徴的な構造に基づく反応を利用しています。私たちは科学捜査でターゲットになる様々な物質に対し、分子の持つ特徴を利用した新しい分析技術の開発を行い、科学捜査の発展を通した安心安全な社会の実現への貢献を目指しています。