芝浦工業大学(SIT)の先進国際課程(IGP)では、学生に包括的な国際学修の機会を提供するために、Collaborative Online International Learning(COIL)を積極的に活用しています。海外の協定大学と連携し、世界各地から招かれた教授陣や参加者との国際的な学術交流を通じて、学生がグローバルな視野を広げるための特別な学習プログラムを提供しています。
IGP教員によるCOILプログラム
IGPでは、さまざまな国や分野をまたいだCOILプログラムを実施し、学生同士の交流を促進しています。
- 物理学・工学分野のCOIL授業(SIT × Institut Teknologi Sepuluh Nopember, インドネシア)
流体力学・超伝導・磁気材料などのテーマを扱い、SITとITSスラバヤの学生が合同でオンライン講義やディスカッションを行います。 - Webデザイン&プログラミング(SIT × Universiti Putra Malaysia, マレーシア)
SITの学生はUPMの学生とオンラインで協力し、プレゼンテーションや意見交換を実施しています。異なる授業時間を調整しながら、柔軟なオンラインディスカッションを行っています。 - 日本史&物理学の歴史(SIT × Institut Teknologi Sepuluh Nopember, インドネシア)人文学と工学を融合したCOILプログラムで、SITの学生(東南アジア、ヨーロッパ、南米の学部生を含む)とインドネシア(ITSスラバヤ)の学部生が日本史と物理学の歴史について国際的な視点から学びます。歴史的背景やその発展過程を理解することで、科学技術の進歩をより深く理解するための基盤となります。
COIL授業では、専門知識の習得に加えて、異文化コミュニケーションや国際協力のスキルを身につけることができます。これにより、学生は将来の国際社会で活躍するための準備を整え、国際的なエンジニアとして必要な基盤を養うことができます。

