Mechanical EngineeringFundamental Mechanical EngineeringAlumni Voices

一気通貫の学びを生かしたトランスミッション開発

2026年1月9日(金)

津田 崚太さん

2017年3月 機械工学科卒業
2019年3月 修士課程 機械工学専攻修了

Toyota Motor Corporation


仕事の内容(会社全体、所属部署など)

入社後は、HEVやBEVなどの電動車の先行開発を行う研究所に配属され、自動車の動力装置であるトランスミッション全体の設計に携わりました。その後、米国にある海外事業体で量産設計・開発に1年間従事。現在は本社で生産・製造技術、特に歯車の新規開発に取り組んでいます。入社して7年目ですが、一貫してトランスミッションの開発に関わり、その中でも先行設計・量産設計・生産技術と領域を横断して業務を経験してきました。


How do you use what you learned at Shibaura Institute of Technology in your current profession?

芝浦工大では粒状体力学研究室に所属し、実験に必要な装置を自分たちで設計することからはじめ、設計⇒実験⇒解析⇒評価に一気通貫で取り組んでいました。入社後に配属された研究所でも、トランスミッション全体の設計について、企画⇒設計⇒解析⇒評価の一連の流れを短いサイクルで回せる業務を担当しました。まさに大学時代の学びがそのまま生かせる内容だったと実感しています。


What do we actually do as cross-disciplinary in society, or what is needed to cross-discipline?

近年、人不足のため効率化の推進がますます重要な時代になり、一人の人間に求められるスキルが多様化しています。しかも、短時間でのアウトプットが必要で、「経験がないからできない」ではなく、「別のアプローチで対応できる」人材でなくてはなりません。だからこそ分野横断する学びが必要だと感じます。極端な表現になりますが、トランスミッションを一人で開発できるエンジニアになるのが私の将来の目標です。そのために私自身も生産技術を学び、さらには評価や制御への理解も深め、幅広くスキルを上げていきたいと思っています。

Message to Shibaura Institute of Technology Students

大学入学時はコースを選んだ理由が明確でなくても、いろいろな分野や人に関わるうちに心の琴線に触れる対象に出会えるものです。こうした機会は社会に出ると意外に多くありません。将来の目標の解像度を上げる意味でも、大学時代の出会いや分野横断の学びの機会を活用してください。