ソフトエレクトロニクス研究室
深田 健太 准教授
ソフトマテリアルという柔らかい素材で構成された人と環境に優しい「デバイス」や、柔らかい生物・素材（食品など）を解析したり、取り扱うための「計測・ロボット制御」に関する研究に取り組んでいます。
我々の身の回りの工業製品（人工物）の多くは硬く乾いており、長期間安定で日々の生活を支えています。
一方、人間を含めた生物は水を含み、柔らかく不安定な真逆の存在です。
しかしながら、”柔らかさ”には、周辺環境に合わせた変形・適応力や、使用後の分解・廃棄も容易という特徴があり、今後、様々な製品にもこの”柔らかさ”が備われば、人や自然環境と調和した新しい製品の登場が期待されます。工学の立場から安心安全で持続可能な社会の実現に向けて貢献をめざします。
