生体超越機械学研究室 吉田光輝 助教
マイクロナノスケールの微細加工技術(マイクロマシン・MEMS/NEMS)を基盤技術として、ハイドロゲルなどの高分子材料、DNAやモータタンパク質に代表される生体材料など様々なスケールの素材を統合する物作りの構築法や、それにより創り出される新たなシステムの研究を行っています。現在,DNAをマクロスケールまで合成したセンサ一体型アクチュエータの研究や,レーザ加工や3Dプリンティングを活用したソフトロボティクスの開発,マランゴニ対流と呼ばれる自然現象を利用したマイクロロボットの開発に取り組んでいます.将来的に,生命のような環境への適応力や高度な運動能力を持つロボティクス、自身の情報に基づいて自己改変や自己複製を行う機械システムの実現を目指します。当研究室は,積極的に論文執筆や学会発表を行うことで,科学の発展に貢献していきます.

